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**アキバ在住OLの日々**


御徒町出身、アキバ在住OLです。アキバ在住ですが、アキバ系ではありません。雑記Blog。
by xxx_zunzun_xxx
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花火

小学4年生にあがる直前まで住んでいた家は、
父が独身時代から住んでいた家で、
5階建ての雑居ビルの4階だった。

私が5歳くらいまでは、そのビルの屋上から、
直線距離で約2km離れた隅田川の花火が、よく見えた。

毎年、7月の最終土曜日は、早稲田から母方の祖父母が来て、
隅田川の花火を楽しんだ。

徐々に高いビルが増え、6歳離れた妹が生まれた頃には、
屋上から花火は見えなくなっていた。


小さい頃から、隅田川の花火が“日常”にあったので、
あの人ごみの中、わざわざ見に行く気にはならなかったけれども、
少し大きくなって、“イベント”として行くこともあった。

行った後、あの不愉快さを感じて、
「もう行かない!」と思っていた。


今の家は、隅田川の辺にある。

さすがに、部屋から隅田川の花火は見えないけれど、
数十m先に隅田川テラスからはよく見えそうだと、
引っ越してきた頃から思っていた。

7月31日の夜、王子を美容院に迎えに行き、帰ってきたら、
花火の音がしたので、せっかくなので隅田川テラスまで行ってみた。

恐らく大半が地元の人。
早くから場所取りをしている人は、道路にゴザを引いて。
隅田川テラスにいる人は、立ちながら、
隅田川の花火を楽しんでいた。

人は多いものの、自由に身動きできるし、
犬も歩けるし、ストレスを感じない程度。
満員電車よりも、快適な環境で、
何年かぶりかに最初から最後まで、花火を見た。


少し離れているので、間近で見る迫力には欠ける。

それでも、第一会場の花火と第二会場の花火の両方が見えた。

二会場の花火をこんなにじっくり見れたのは、初めてかもしれない。



近くにいると、見えないことがある。

近すぎて、見えないこと。


【木を見て森を見ず】



遠くて、見えないこともある。

【森を見て木を見ず】



大切なのは、“鳥の目の視点”と“虫の目の視点”を、
持っていることを自覚すること。

意識して、“鳥の目の視点”と“虫の目の視点”で、
物事を見ること。


二会場の花火を見て、そんなことを感じた夜。

by xxx_zunzun_xxx | 2010-08-04 08:15 | 日々のつぶやき
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