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**アキバ在住OLの日々**


御徒町出身、アキバ在住OLです。アキバ在住ですが、アキバ系ではありません。雑記Blog。
by xxx_zunzun_xxx
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1億円の壁

先週の金曜日、会社で2010年度のキックオフがあったのだけれども、
夜の懇親会で、2009年度下期の表彰があり、
めでたく部門賞をいただきました。

ちなみに、社長賞は該当グループ&プロジェクトがおらず、
キャリー・オーバー。


扱う商材・サービスの単価にもよるので、一概には言えないけれども、
人材ビジネスに従事する私にとって、“年間1億円の売り上げをあげる”ことは、
この7~8年間、ずっと持ち続けていた目標だった。

P社時代に、惜しいところまでいっても、1億円の大台には乗らなかった。

月間MVPを何度もらっても、叶えられなかたった。

その内、目標数字がどんどん高くなってくると、
月間MVPでさえ難しくなった。


誰にも言わず、ずっとずっと心に秘めていた“1億円”の目標。

2009年度は、その数字を達成できたので、
私の中ではそれで大満足だった。

2009年度下期の営業目標で足りない300万円は、どうしても見えなかった。
決して安い金額ではない300万円。
そう簡単には作り出せない。

でも、最終的にその300万円は、上司が救ってくれた。
上司の売上を、私につけてくれた。


がんばってもがんばっても、
何かと理由をつけて引き摺り下ろされ、
悔しくて泣いた夜もあった。

みんな(後輩)の前では、笑顔でいたけれども、
夜遅くまで残業して、会社を出た瞬間、
「私、なにやってるんだろう……」と
ポロポロと涙が流れる夜を、何度過ごしただろう。

信頼できる友人&先輩たちの前で、何度泣いたことか。


今の会社では、ご褒美のような日々を過ごしてる。


目標数字に足りない300万円を、上司は葛藤もあっただろうけれども、
最終的に私につけてくれた。

それに対して、社長も部長も、何も言わなかった。


なんでこんなに人は優しく、手を差し伸べてくれるのだろう。



働きながら大学院へ進むことを選び、
会社を辞めさせられそうになったときに、
「オマエのことは、絶対に辞めさせない!」と
会社とかけあってくれた上司。

仕事と大学院を選んだあまり、失ったものが色々あって、
そんな中で支えてくれた、多くの友人や同僚や後輩たち。


母は、私に対していつもキツイことを言うのだけれども、
あるとき、ふっと私が
「なんで、こんな私に、みんな優しくしてくれるのだろう」と話したとき、
彼女が言った。

「じゅんこが、そうやってみんなに接してきたからよ」

自由気侭な彼女は、自らの発言すら、
もう覚えていないだろうけれども、
私は一生、この言葉を忘れないと思う。


この半年、本当に苦しかった。
P社時代の“足かせ”とは違う、苦労。

上司たちが期待してくれていることが分かっていたので、
放り出すことなんて考えなかったし、ひたすら出来る限りの努力した。

引き継いだ大手クライアントの対応をし、新入社員の育成をして、
とにかくがんばった。


だから、手を差し伸べてくれたのだろう。

そんな期待なんてしていなかったからこそ、本当に嬉しかった。

さらに、表彰までしてもらって。

社内外の協力者たちと、クライアントと、
本当に全ての人たちに感謝。

ありがとうございます。


P社時代の“足かせ”は、私自身が生意気なところがあったから。
味方もいっぱいいたけれども、強敵もいた。
強敵には権力があったので、それで大変な思いをした。

あの時の苦しい思いがあるから、私は今、素直に周囲に感謝し、
どんなときでも前向きに努力することができるのだと思う。

今でも、納得いかないときは、戦ってしまうこともあるけれども、
昔より(少しだけ)大人の戦い方をできるようになったと思うし、
何より、私を理解してくれる協力者(上司や同僚)が支えてくれている。




夢は、1人では叶えられない。


私も、誰かの夢を叶えられる存在でいたいと思う。

by xxx_zunzun_xxx | 2010-05-11 00:52 | 日々のつぶやき
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